小ネタ



パズル技術とは直接関係なさそうな小ネタ置き場です。意外と知られていないこともあるかも?

おとも色被り



(1)
おともにリーダーと同じ色、またはおとも間で同じ色を付けるとダメージが減少します。その減少度は色被り1枚につき約6%と非常に大きいです。(厳密には消した色の個数の違いでずれます)
・例
@サンタサタンにスケルド、リヴル、ヒヨルムを付けた場合(攻撃373)で倍率15倍の場合
373*15=5595
Aサンタサタンにスケルド、リヴル、フレスタを付け(攻撃379)、@と同様の連鎖をした場合
379*15*0.94=5343
このように、攻撃力が高くても色被りがあると大きくダメージが落ちてしまいます。
色被りは初心者だけではなく、タワー250階以上や超激辛レベルのクエストに挑む方でも時々見受けられます。ゲーム内で詳しく説明されていないので仕方ないのかもしれませんが。



(2)
大打撃アップ系のおともでは例外的に、大きく落ちるとは限らない、または逆に上がる場合があります。
・例1
@フィアマにフレスタ、シャルル、キッシュを付けた場合(攻撃437)
Aフィアマにフレスタ、シャルル、ミナリを付けた場合(攻撃407)
大打撃、必殺技はフィアマ(SL10)を使った場合 赤変換4色でダメージ倍率30倍で緑に攻撃

@の場合
(437*30+500)*1.6*1.4=30486
Aの場合
(407*30*0.94+500)*1.8*1.4=30183

この場合色被りでも、ダメージ減少が約1%となります。(4枚中1枚のみを見ているためPT単位でみると減少量はもっと少ない)
色被りは連鎖倍率のみを下げるので、戦乙女などのダメージアップ系のカードを使うと逆転することがあります。
一方、怪しいクルークなどの攻撃アップ系のカードではどちらも同じ割合でアップするので超えないです。

・例2
@フィアマ(PTの2番目)にフレスタ、シャルル、キッシュ(攻撃437)、ストロベリーナにあくま、コキュア、リズ(攻撃205)
Aフィアマ(PTの2番目)にフレスタ、シャルル、キッシュ(攻撃437)、ストロベリーナにあくま、コキュア、トマノ(攻撃175)
大打撃、必殺技はフィアマ(SL10)を使った場合 赤変換4色でダメージ倍率45倍で緑に攻撃

@の場合
フィアマ (437*45+500)*1.6*1.4=45169
ストロベリーナ (205*45+500)*1.6*1.4=21784
合計66953

Aの場合
フィアマ (437*45+500)*1.75*1.4=49404
ストロベリーナ (175*45*0.94+500)*1.6*1.4=17701
合計67105

このように、大打撃倍率を上げるカードを攻撃の低いケーキにつけることでわずかに色被りでも上回ることがあります。(この場合0.2%ほど)
ほんとにわずかな差であるため、消した色の個数次第で逆転することもあります。



(3)
3色全消しの場合、通常連鎖盤面を考えると1色分色が余ります。しかしフィーバーで消すため、通常は色被りしない方が強いですが、その減少度は2,3%ほどと小さくなります。
アコール、キキーモラ、連鎖MP回復、タワー特攻など1枚で大きな影響を与えるカードは色被りをしてでも入れる価値のあるカードと言えるでしょう。
ただし火力が落ちるのは事実なので避けられるならできるだけ避けましょう。
4色の場合、色被りではないですがたとえば赤変換の場合青がパズルから消えるので緑、黄、紫おともを付けるのがベストで青は色被り同等となります。しかし全消しならフィーバーで取り返す分青を付けた場合の減少度は3,4%ほどになります。
この場合もアコール、チェアノなど強力なおともは有効ですがやはり可能なら避けることを考えるべきです。



(4)
チャレンジイベント等で上級テクニックとして、色被りでわざとダメージを落とす方法があります。
リーダー、またはおともにつけている色を連鎖で1つも消さなかった場合、連鎖倍率が極端に落ちることを利用します。

・例
キキーモラ、フィアマ、モンブラーナ、ショコラーナ
キキーモラとフィアマには赤と黄のおとものみを付け、モンブラーナとショコラーナは自色、赤、黄(から選択)を付ける
モンブラーナとショコラーナの色変換を使うとパズルは青、緑、紫だけになり赤と黄が消えます。(フィーバーで消すとダメージが乗ってしまうので注意)
このときキキーモラとフィアマは1つも色を消していないため、ダメージが大きく落ちます。(具体的には、11連鎖で倍率1.6倍 攻撃343なら548ダメージ)

チャレンジイベントでは連鎖継続点、全消し点をたくさん取ることが重要なことがあり、そのようなときにこの方法でダメージを落としてターンを引き延ばすという作戦が有効になります。
この時、色被りで大打撃アップおともを付けておくと、ダメージを落とす場合は少しだけアップ、ダメージを出すときは大きくアップするという使い分けができて強いです。
当然、最大ダメージなどは落ちるので上位を目指す場合は各種ダメージ調整が必要となってきます。
また、一人で遊ぶモードで通常のクエストを遊ぶと変換全消しの練習が長いターンできます。



フィーバーゲージ



ぷよを消すとフィーバーゲージがたまります。ちゃんと見ている方は気づくかもしれませんが、連鎖をしてもほとんど増えていなかったり、COMやフィーバー中の人がいると増えるのが早い、と思うことがあると思います。
理由は、ぷよ4個消しだとほとんどゲージが増えず、5個以上では1個当たり1/48ほどゲージが増えるからです。
また、5個以上消した場合でも、赤4青4などの消し方では増えず、赤8でも8個を4-4に分離していた場合やはりゲージは増えません。
さらに、全消しフィーバーに入る場合、最後の1連鎖分のゲージがたまりません(自分以外のマチメンにはたまるようです)。そのため、1連鎖全消しではゲージが増えません。
COMがたくさんゲージをくれるのは5個以上消しを多く行っているからと考えられ、またフィーバーしている人がたくさんゲージをくれるのはフィーバー6連鎖の種は5個消しが多いから、ということになります。(7連鎖鍵と階段A形は4個消しばかりでほぼゲージがたまりません)

ゲージを溜めるポイントとしては、
・連鎖中に5個消し以上のものを多く入れる。 (飽和連鎖の場合後ろの数連鎖分を5個消しにするのは比較的容易です)
・パズル開始時に5個以上連結の2色同時消しなんかをする。
・全消しでは4個消しばかりの消し方ではない案を採用する。連鎖の最後はできるだけ4個に。(発火、折り返しに5個以上消しがあり連鎖最後4個のC案が優秀??)
・フィーバーで1連鎖や2連鎖を挟む場合、4個消しばかりにしない。(自分はゲージもらえないのでマチメンのアシストにしかなりませんが)
・やむを得ず単全消しをする場合、44個(4個消しなし)+4個の2連鎖にすると44個分のゲージがもらえます。タワーなんかで有効。

軽視しがちですが、3ターンでフィーバーゲージを溜める必要があるチャレンジイベントや一部のソロクエストではゲージ溜めを意識するといいでしょう。(ゲージたまらないクソとか言うのはこれをやった上でにしましょう)



大打撃倍率と攻撃アップ



フィアマという超強いカードが出てから大打撃倍率を操作するカードがいくつか出てきましたが、大打撃率が低いときに使う場合のことについて地少し触れたいと思います。
具体例として、フィアマ、あやクル、ノルニア、ストロベリーナの赤単PTにおともフレスタを付けた場合の攻撃1140で考えてみます。
このPTには必殺技で大打撃を打つことができないので、おとも大打撃または大魔法「ひらめき」を使うことで大打撃が打てます。
ここで、(MP的に)フィアマかあやクルのどちらかの必殺技しか使えないとします。大打撃が100%の時は間違いなくフィアマを使うと思いますが、では50%程度の時はどちらの方がダメージが出るのでしょうか?
4色全消しをした時の平均的な連鎖倍率30倍として、大打撃倍率を変化させて計算した結果が以下の図のようになります。

a1140-b30
大打撃率46%以上でフィアマの方が、45%以下であやクルを使う方がダメージの期待値が高いという結果になりました。
攻撃力×連鎖倍率の値が低いほどグラフの交点は左にずれていきます(連鎖倍率20倍の場合36%など)。これは、フィアマのダメージ500アップの影響が大きくなるためです。
ただし、フィアマの場合は大打撃が発動した場合としない場合でのダメージ差が大きく、最小値があやクルの場合より小さいです。つまり、ある一定以上のダメージを確実に出さないといけない場面では期待値は低くてもあやクルを使うべきという場面はあります。
現実的には、70%ほどあればフィアマ、70〜50%は状況で選択、それ以下はあやクルくらいの目安ではないでしょうか。
カード枠の都合でどちらかしか入れられない場合、攻撃力が違うのでフィアマ寄りになります。




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